英国 ロンドン遠征 
 平成21年12月29日(火)〜平成22年1月4日(月)
@NEW YEAR’S DAY PARADE LONDON 2010
ANew Year Gala Concert  2009/2010 
 
 平成21年4月、本学園理事長宛に招聘状が正式に届き、学校行事・外部からの招待演奏及び公式の各大会に出場しながら、遠征の準備を重ねてきました。平成21年最後の大イベントについて報告いたします。 
 
     
 
     
 ロンドンパレードは、ヨーロッパ最大級のパレードです。世界中から何千もの出演者が、このパレードに参加しています。2010年は第24回目となり、米国やヨーロッパ等から2010年1月1日には百数団体が参加し、約10,000人以上の参加となりました。
 パレードコースはイギリスの歴史的なスポットを経由して行きます。予定通り正午にウェストミンスター寺院をスタートし、ビッグベンを通過、トラファルガー広場、ピカデリーサーカスを経由して午後3時にバークレー通りで終了になります。 マーチングバンド部員82名、バトン部員10名の総勢92名で臨んだ本校は日章旗を先頭に約50万人の観衆の中、この2マイルのコースを約90分かけパレードと途中3回のミニコンートを行い、無事終了となりました。
 事前には90分間のパレードで大変疲れるのではないかと危惧していましたが、観 衆の大きな声援と盛大な拍手は、演奏者個々の疲れを癒していました。 
     
     
 
     
 
 
 また、12月30日(水)にはSt.John’s Smith Squareで開催Gala Concertにも出演 しました。 昨日のロンドン到着のせいもあり多少の疲れもありましたが、午前中のリハーサルから夜のConcert開始まで順調に進み、演奏が始まると同時に堂々とした凛々しい表情に変わっていました。リハーサル以上にホール全体に音と個々の気持ちが響き渡り、このことが観客の方々にも必ず届いたことと思います。
 30分の演奏時間が終了し、ホールは歓声とスタンディング・オーブェーションでアンコールとなり、SAKURA SAKURAを演奏し、ラストの曲としてWilliam Elgarの“威風堂々”の演奏です。演奏が始まったとたん再度スタンディング・オーブェーションが起こり、演奏者と会場が一つになり時間はオーバーしたものの、演奏者の様子は精一杯演奏したことの充実感と観衆の歓びを受け日本の代表バンドとしての責任を果たしたようでした。
     
       
 
   
 
     
 1週間に渡る英国ロンドン遠征も終了しました。この間にウェストミンスター市長をはじめ、実行委員会及び関係各位には大変お世話になりました。厚くお礼を申し上げます。
 機会があれば再び訪れたいと思っています。