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 目指している明日があるから、今日の自分が輝

第37回定期演奏会を行いました

 
 6月15日、大宮ソニックシティ大ホールにて埼玉栄中学・高等学校第37回定期演奏会を行いました。
 今回が3年生は最後の定期演奏会ということで、「私たちの最高のステージにしよう!」と部員一丸となって取り組みました。また、より多くの皆様に私たちの演奏を聞いていただきたいと広告や宣伝にも力を入れて取り組みました。昼・夜の部合わせて4000人を超えるお客様に聞いていただくための宣伝は、困難や失敗も多々ありましたが、チケットは無事完売。当日もほぼ満員のお客様にお越しいただくことができました。

 演奏会は本校校歌から始まり、第一部は「キャンディード序曲」や今年度課題曲、大滝先生の指揮による「アーデンの森のロザリンド」とP.スパーク作曲の「宇宙の音楽」を演奏しました。「宇宙の音楽」は、金管のハイトーンや難しいパッセージなど難易度の高い曲でしたが、今までの中では一番良い演奏をすることができ、会場からはブラボーをいただくことができました。
 
 第二部では、「バンザイ!SAKAE好きでよかった!」ということで、三年生が中心となって企画・構成をしたポップスステージをお送りしました。今年は第二部にも重点的に力を入れ、コントやダンスなども細かいところまで入念に練習しました。各パートの紹介を交えた「マジカルミュージカルファンタジーU」の後、「今でしょ!」で話題の某予備校講師をモチーフにした「芸人ゼミナール」と称してコントやダンスをしました。練習の成果もあり、客席からは笑い声が絶えず、皆さんに大いに楽しんでいただくことができました。その後、「Tenderness7」を演奏しました。Queenの「We are the Champion」から始まり、途中ダンスを交えつつ、最後の「やさしくなりたい」では総出で締めくくりました。最後は恒例である「扇を指差す君たちへ」を歌いながら披露し、会場は大歓声に包まれました。
     
     
 
     
   第三部は、本校コーチ宍倉晃さん編曲の歌劇「ホフマン物語」からスタート。この曲は昨年度の新人戦大会でも演奏しましたが、今回は宍倉さんご自身での指揮とノーカットで演奏しました。中盤の各楽器のソロや全編を通しての歌劇らしさなど、とても優雅な曲でした。次に「エルザの大聖堂への行列」を大滝実先生の指揮で演奏しました。これも栄らしい温かみのあるサウンドが十分に引き出され、最後の壮大な場面も重厚なサウンドが響いた演奏でありました。最後は、2・3年生全員によるマーラー作曲の交響曲1番より第4楽章「巨人」の演奏です。この大曲を演奏するにあたって難しいこともたくさんありましたが、最後は大きな拍手をいただきました。アンコールには、昨年大ヒットしたレ・ミゼラブルより「夢破れて」と、「ギャロップ」、そして「夜明け」の3曲を披露しました。こうして、大盛況の中、無事に演奏会を終えることができました。 
     
  今回の定期演奏会を通じて、私たちがどれほど多くの皆様に支えられて活動できているのかを改めて感じることができました。お越しくださった皆様、ありがとうございました。今後は、次週の文化祭、さらには三出明けのコンクールが待ち構えていますが、ここで得た団結力を大切に、これからも全力で取り組んでゆきたいと思います。  (担当 柏原)  
  


埼玉栄中学高等学校吹奏楽部

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