4月23日(水)〜25日(金) 2泊3日の日程で、保健体育科1学年校外学習を長野県にて実施しました。生徒たちは、集団行動のルールやマナーを学び、級友との親睦を深めることができました。
初日はあいにくの雨天となりましたが、世界遺産である富岡製糸場を見学し、解説員の方から、模範工場としてどのように良質な生糸を生産していったのかを、興味深く学ぶことができました。夜には、元オリンピック日本代表選手であり、山ノ内町長を務める平澤岳さんから、オリンピックに関する貴重なお話や、山ノ内町、スポーツと学習のつながりについてご講話いただき、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
2日目は、外にはまだ雪が残っていたため、屋内での活動が中心となりました。宿泊関連施設を利用し、午前はコミュニケーションプログラムと野外炊飯、午後には様々な種目のスポーツ体験を行いました。コミュニケーションプログラムでは、各クラス・グループに分かれ、協力や対話を深める多様なカリキュラムに取り組みました。野外炊飯では、慣れないかまどでの調理で苦戦しながらも、協力し合ってカレーライスを完成させ、おいしくいただきました。午後のスポーツ体験では、インストラクターの説明を受けながら、普段自分が取り組んでいる競技とは異なる種目にも積極的に挑戦し、充実した時間を過ごしました。
最終日は、軽井沢プリンスショッピングプラザにて自由行動を行い、生徒たちはそれぞれ散策や買い物を楽しみました。その後は、発売開始から 60年以上にわたり人々に親しまれている ″峠の釜めし″ を荻野屋でいただきました。多くの生徒が、釜めしの陶器製の容器をお土産として持ち帰りました。
短い期間の校外学習でしたが、クラス単位での行動が多かったこともあり、生徒たちは級友との絆をより深めることができ、思い出に残る3日間となりました。
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