高校 ダンス

　6月18日(水)、彩の国さいたま芸術劇場にて開催された、Akram khan Dance Companyのレパートリーワークショップに、埼玉県立上尾南高等学校ダンス部の皆さまと参加させていただきました。

　ワークショップは全編英語で行われ、身体のアーティキュレーション (明確な動きの表現) を意識したウォームアップから始まりました。その後、参加者一人ひとりの身体感覚と集団としてのエネルギーを結び付けるようなエクササイズを通じて、アクラム・カーン作品『ジャングル・ブック』の振付の一部を体験しました。アクラム・カーンは、インドの古典舞踊と現代ダンスを融合させた、独自の表現活動を行う振付家です。彼の作品の持つストーリーテリングの力や、ムーブメントに込められた意味を深く感じ取る貴重な時間となりました。

　また、ワークショップにあわせてアクラム・カーン『ジャングル・ブック』埼玉公演も鑑賞しました。映像・音楽・身体表現が一体となった圧倒的な舞台に魅了され、ワークショップで体験した動きやテーマが舞台上でどのように昇華されているかを、改めて体感することができました。

　貴重な機会を提供してくださいましたAkram khan Dance Companyのダンサーの皆さま、さいたま芸術劇場スタッフの皆さま、一緒に時間を共有してくださった上尾南高等学校ダンス部の皆さま、本当にありがとうございました。