12月15日(月)、キャリアイノベーション同好会は、クラシエ薬品株式会社様およびARROWS様が制作した教材「SENSEI よのなか学」を活用した特別授業を実施していただきました。
本同好会では、社会課題を自分ごととして捉え、将来の生き方や働き方について考える学びを重視しています。その取り組みの一環として、今回は「月経」をテーマにした学習の機会を設けました。
授業では、月経が「妊娠が成立しなかった場合に起こる自然な身体の仕組み」であることや、「月経には必ず強い痛みが伴う」という認識が必ずしも正しくないことについて学びました。また、強い痛みや体調不良がある場合には、我慢するのではなく、適切なケアや周囲の理解が必要であるという考え方が示されました。
さらに、月経に伴う症状によって学校生活に支障を感じた経験を持つ生徒が多いという調査結果にも触れ、月経が学習環境や自己肯定感、さらには将来の進路選択にも影響を及ぼし得ることについて考察しました。
生徒たちは、「正しい知識を知ること」や「安心して話せる環境があること」が、個人の努力以前に重要であることに気づき、性別を問わず互いに理解し合うことの大切さを実感していました。