高校 総合探究

【新入生向け】活動紹介&部員インタビュー

投稿日2026/3/30

 今回は、4月から埼玉栄に入学する新入生に向けて、総合探究部の活動について紹介します。

 総合探究部は現在、「学生主体の街づくり」をテーマに、学校のある西大宮地域を中心とした地域振興・活性化に取り組んでいます。

 まず1つ目は、地域の子育て世代を対象とした子ども食堂や地域交流イベントの企画・運営です。2か月に1回の頻度でイベントを開催し、内容や集客方法について部員同士で話し合いながら形にしています。中でも秋のハロウィンイベントは、400名を超える参加者を迎え、大盛況の地域イベントとなりました。

 2つ目は、「自然と調和のとれた街づくり」です。具体的には、公園内の湿地環境の整備や外来植物の伐採を行い、在来植物の生育環境の保全に取り組んでいます。また、西区は荒川沿いに田畑が広がっており、馬宮米部会の皆様のご協力のもと、米づくりやブロッコリーなどの栽培も行ってきました。

 

 こうした活動の成果は、夏に開催される「高校生ボランティアアワード全国大会」で発表します。全国から集まるボランティア活動に取り組む高校生との交流も、この大会の大きな魅力です。

 

 ここからは、実際に活動してきた部員の声を紹介します。3月に卒業した部長の大場君、副部長の土方さん、瀧下君に総合探究部の活動についてインタビューをしました。

★総合探究部に入部を決めた理由を教えてください。

(大場君):埼玉栄中学校に入学した際、担任の小野先生から「新しい部活をつくるからぜひ入ってほしい」と声をかけていただき、入部を決めました。当時はコロナ禍で外出も難しく、ゲームばかりしていましたが、中学1年生の最後にチームで応募したプレゼンテーションコンテストで特別賞を受賞することができました。

(土方さん):入学当初は別の文化部に所属していましたが、プレゼンコンテストなどに参加している総合探究部の活動に興味を持ち、中学2年生のときに入部しました。

(瀧下君):私は高校から入学しました。最初は運動部を考えていましたが、子ども食堂の活動内容や部の雰囲気の良さに惹かれ、入部を決めました。

★総合探究部の活動で、特に印象に残っていることを教えてください。

(大場君):最初の子ども食堂のイベントです。遊びの内容や広報方法、さらにはお弁当の手配まで、すべてをゼロから考えました。近隣の飲食店に協力をお願いし、無償でお弁当を提供していただけたことも大きな支えでした。当日は40名の参加があり、楽しんでいる親子の姿を見て、それまでの苦労が報われました。

(土方さん):子ども食堂での交流も印象的ですが、防災をテーマにした「さかえ防災教室」は特に印象に残っています。実施してみると、保護者よりも子どもの方が防災知識や備えの意識が高い場面もありました。「子どもから学ぶことが多かった」という感想もいただき、防災について家族で話し合うきっかけになったと感じています。

 また、能登町での炊き出し活動にも参加しました。さいたま市内の子ども食堂が連携し、物資の支援や現地での炊き出し、子どもの心のケアに取り組みました。避難所の方と直接お話しする機会もあり、貴重な経験となりました。

(瀧下君):自然に関わる活動全般が印象に残っています。本庄市の放置竹林整備や上尾丸山公園の湿地保全、西区での農業体験などに積極的に参加しました。汚れる作業も多いですが、「誰かがやらなければならないこと」に自分が関わることにやりがいを感じました。

 また、春と夏の合宿も思い出深いです。貸別荘での共同生活や20人分の料理づくりは、とても良い経験になりました。

★進路と、総合探究部での学びの活かし方を教えてください。

(大場君):慶應義塾大学 理工学部に進学します。もともと一つのことに没頭する性格で、研究職に興味がありました。総合探究部で企業や大学の研究室を訪問する機会が多くあり、社会の困りごとを解決することがビジネスチャンスとイノベーションにもつながるということを学びました。まだ具体的な研究テーマは決まっていませんが、自分のためではなく、社会の役に立つ研究に取り組みたいと考えています。

(土方さん):東京理科大学 創域理工学部に進学します。もともと農学部を志望していましたが、2年生の時に部活で訪問した農研機構で、フードロスを減らす試みとして農作物にとっての害虫を他の虫を使って駆除するという研究を見ました。苗の品種改良だけがすべてではないのだと気づかされました。まだまだ農業には改善の余地があると思うので、日本の食料自給向上に役に立つ研究に取り組みたいです。

(瀧下君):長野大学 地域経営学部に進学します。総合探究部で取り組んできた活動をもとに、総合型選抜で合格することができました。出願の際、活動歴に書くことがたくさんあり、内容を絞るのに苦労するぐらいでした。地域経営ということで、地方における持続可能な発展について、理論ではなく実践重視で取り組みたいと思います。入学前から教授とは、やり取りを通じて相談にも乗っていただいています。総合探究部で行っていた活動を大学でも実践していきたいです。

★最後に、この記事を読んでくれた新入生にメッセージをお願いします。

(大場君):総合探究部はまだ新しい部活動で、決まった形に縛られず、伝統のようなものはありません。中学1年生から高校3年生までが、イベントに向けてアイディアを出し合いながら、良いものをみんなで作っていこうという雰囲気があります。それぞれの得意なことを活かせる環境があるので、ぜひ選択肢の一つに入れてほしいです。

(土方さん):総合探究部の魅力は、とにかくいろいろな経験ができることです。イベント運営、農業体験、企業訪問、韓国への留学、最近ではモルックも始めました。社会へのアンテナを常に張っている部活動です。良いと思ったことはとりあえずやってみようという雰囲気があります。その一つひとつが思いがけないところでつながっていきます。新しくやってみたことがあれば、顧問の小野先生に伝えると、絶対に形にしてくれます。前向きな気持ちで取り組んでいる部員が多いです。

(瀧下君):私は埼玉栄高校が第一志望の高校ではありませんでしたが、総合探究部に入り、多くの人と関わる中で大きく成長できました。この部活に出会っていなかったら、途中でやめていたかもしれません。後輩たちも優しい人ばかりです。ぜひ入部してほしいです。後悔はしないと思います。

 総合探究部では、新入生の入部をお待ちしています。途中からの入部でも歓迎です。部活動仮入部期間に、ぜひ一度話を聞きに来てください。また、以下のリンクから申し込んでもらえれば、こちらから説明に伺うことも可能です。総合探究部で、充実した高校生活をスタートしてみませんか?

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