そ の 他

　2月13日(火)13時から、琴ノ若関の大関昇進報告会を体育館にて行いました。報告会は、中学全学年 / 高校1・2学年の生徒約2,000名が集い、多くの報道関係者も詰めかけ、盛大に行われました。会場では、レッドカーペットを堂々と歩き、ステージに向かう琴ノ若関の姿に、生徒たちの拍手が鳴り響きました。

　報告会では、はじめに、琴ノ若関の経歴が映像で紹介されました。生徒たちは、琴ノ若関の来歴に興味を示すとともに、土俵での勝負に歓声を上げる場面もありました。その後、校長あいさつでは「怪我に留意して更なる高みを目指してほしい。埼玉栄中学高等学校出身の横綱誕生を期待している」と激励の言葉を述べました。

　続いて、高校生徒会長が「琴ノ若関は本校生徒の誇り。これからも頑張ってください」と応援の言葉を伝えました。また、琴ノ若関の恩師の相撲部 山田監督は「入学したころは強くはなかったけれど、埼玉栄での学びをもとに、努力を重ねた結果が大関昇進につながった」と語りました。琴ノ若関は「栄中学、高校の6年間で培った気持ちを胸に、上を目指して精進して参ります。応援よろしくお願いします」と力強く述べました。

　最後に、中学生徒会長より花束を贈呈し、来賓の方々からのお祝いがありました。生徒たちは、目標に向かって努力を続ける先輩の姿を目の当たりにし、始終、尊敬のまなざしを送っていました。埼玉栄中学高等学校一同、琴ノ若関のますますのご活躍を期待しております。

琴ノ若 傑太（ことのわか まさひろ）本名は鎌谷 将且（かまたに まさかつ）埼玉栄中学校～埼玉栄高等学校（平成22～27年度）千葉県出身。2歳で相撲をはじめ、5歳で相撲道場に通う。埼玉栄中学校入学後、相撲部に所属。高校3年生のときには、主将として、相撲部をインターハイ優勝に導く。2015年に、佐渡ヶ嶽部屋へ入門し、11月場所で初土俵を踏む。2016年1月場所では、7戦全勝で序ノ口優勝をかざる。2024年１月場所では、13勝2敗という好成績を残し、大関に昇進した。