高校 総合探究

韓国留学プログラムに参加しました

投稿日2024/4/4

 3月23日(土)~28日(木)、社会奉仕団体ロータリークラブが日韓交流事業の一環として取り組んでいる韓国留学に、本校から部員4名が参加しました。

 1日目は、ホストファミリーとの対面式で熱烈な歓迎を受けたあと、一緒に食事に行きました。日本でも食べる “うなぎ” ですが、韓国式の食べ方を教えてもらいました。ホストファミリーのお宅に着いてからは、ぬいぐるみなどのプレゼントを受け取り、じゃんけんで部屋割りを決めました。

 2日目は、韓国ロータリークラブによる歓迎式と交流会が行われました。ステージ上では、日本と韓国、それぞれの文化を発表しました。部員たちは出発前から練習をしていたダンスを披露し、交流会を盛り上げることができました。夜は、ホストファミリーとの団らんの時間に、投壺(トゥホ)という韓国伝統の遊びを通して、交流を深めることができました。

 3日目は、韓国最大のテーマパークであるエバーランドへ行きました。広大な敷地に遊園地だけでなく、動物園エリアも併設されているため、1日かけても飽きることなく楽しむことができました。

 4日目は、水原市を観光しました。亜州大学を訪問し、現地学生と一緒にキャンパス内を巡った後、食堂で食事をしました。ハンドアーチェリーの体験は、的に当たらず苦戦をしましたが、貴重な経験となりました。また、世界遺産である華城行宮(ファソンヘングン)では、建物の規模の大きさに圧倒されました。

 5日目は、民族衣装の韓服チマチョゴリを着て、景福宮やソウル市内の観光、明洞でのショッピングを楽しみました。昼食は参鶏湯を美味しくいただきました。夜は、ホストファミリーの親戚も集まり、ホームパーティが行われました。5日間の振り返りや感謝の言葉を伝えると、胸がいっぱいになり、涙を流す部員もいました。そして、翌日の早朝に、多くの方に見送られながら帰国の途に就きました。

 以下は、今回参加した生徒の感想です。

 「初めて言葉の通じない環境に身を置き、過ごしました。自分が外国人であるという経験は、日本にいてはできないことでした。コミュニケーションで一番大切なことは、言葉ではなく、伝えようという気持ちなのだと気づかされました。お互いの言語が異なっていても、伝えようという意欲があれば伝わるのだということを実感しました。同年代の子とは、お互いの国の文化やファッションの話題で盛り上がることができました。ホストファミリーは新しいお父さん、お母さんのような存在に感じられ、中身の濃い時間を一緒に過ごすことができました。この経験を活かして、自分から進んでチャレンジできるような生き方をしていきたいと思います」

 総合探究部は、今後、地域交流だけでなく、国際交流も活動の柱にしていこうと考えています。興味のある新入生は、ぜひ見学に来てください。

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