6月8日(日)、「写真甲子園2025」の北関東 (埼玉・栃木・茨城・群馬) 代表を決めるブロック審査会がオンラインで行われました。今年は518校が初戦に応募し、そのうち80校がブロック審査会に駒を進めました。
昨年の6月9日(日)に行われたブロック審査会での敗北から一年。部員たちは、この日のためにすべてをかけて作品制作に取り組んできました。今年は、さいたま市北区にある埼玉県魚市場で撮影をさせていただきました。はじめのうちは、早朝から慌ただしく働く市場の方々の姿に圧倒され、うまく話しかけることもできませんでした。しかし、何度も足を運ぶうちに、市場の方から声をかけてもらえるようになりました。
この市場にしかない魅力、働く人たちの真剣さと温かさ、そのすべてを映し出したいと思い、追求し続けてきました。気づけば夢中でシャッターを切っていました。
お世話になった方々への感謝の気持ち、海の幸とあふれる笑顔で多くの人を幸せにしたい。その願いとともに、今年こそ本戦の地である"北海道東川″へ行きたいという思いを託し、何千何万とある写真の中から、8枚の組写真を完成させました。
審査の結果、最後の18校に残ることはできず、全国大会への切符をつかむこともできませんでした。3年生にとっては、これが最後の挑戦となりました。写真甲子園に出場することを夢見て入部してきた部員や、この大会にすべてをかけて挑戦してきた部員もいましたが、「北海道へ行く」という夢を果たすことができなかったことは、とても悔しく思います。その3年生の悔しさをバネに、「次こそは!」と奮起している1・2年生が、来年に向けて、早くもスタートを切りました。
1年後こそ、良い報告ができるように部員一同精進してまいります。引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。
Copyright© Saitama Sakae High School