10月21日(火)、普通科2学年αコース 医学選択クラスの希望者を対象に、山梨大学の加賀特任教授を講師にお招きし、特別実習を実施していただきました。
実習の目的は、医療を学ぶうえで欠かせない「基本手技」を体験することと、医療の道に進むという強い意志を早い段階から育むことです。当日は、糸結びや縫合の基礎練習から始まり、豚の心臓を用いた観察・切開・縫合、さらに電気メスや内視鏡シミュレーターの操作体験まで、幅広いプログラムが展開されました。
生徒たちは、普段触れることのない実際の臓器に、緊張しながらも真剣に取り組んでいました。また、命を提供してくれた動物に感謝する気持ちを忘れずに取り組むことで、医師を志す者として必要な倫理観を育む機会にもなりました。
今回の実習を通じて、生徒たちは「将来医学の道に進む」という目標をより現実的に捉え、自らの進路意識を高めることができました。本校医学選択クラスでは、今後も大学や医療機関と連携し、医療の専門性を体験的に学べる教育を推進してまいります。
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