①『文化祭でハワイアンカフェを出店』
9月13日(土)・14日(日)に行われた文化祭(文化美の祭典)において、今年もルアナさんとのコラボ企画としてハワイアンカフェを出店しました。今年はメニューを一新して、2種類のクレープ、ロコモコ丼、4種類のドリンクを用意しました。
ハワイをイメージした装飾のほか、受付から退店までのお客様の動線なども考えながら準備を進めました。当日は、開店と同時に多くのお客様がご来店してくださいました。「去年来たときにはもう売り切れていたので、今年は最初に行こうと決めていた」という声もあり、ハワイアンカフェが文化祭の目玉の一つになってきたのかと思い、嬉しくなりました。
また、夏の高校生ボランティアアワード全国大会を通じて知り合った山口県と宮城県の高校生が開発した商品を、物産展として販売をしました。こちらもすべて完売することができました。2日間の売り上げは、すべてルアナさんへの寄付という形とさせていただきました。部員は、調理や接客など、普段できない経験をできたことで、大いに盛り上がった2日間でした。
②『馬宮米部会さんとの農業体験とお米の収穫』
9月15日(月)、馬宮米部会さんに収穫したお米の、脱穀と籾摺りを体験させていただきました。機械を通してお米の選別を行います。選別して袋に詰めたお米は、さいたま市内の学校の給食に使用されるそうです。また、いわゆるクズ米と呼ばれるお米は別の袋へ入れ、煎餅などの米菓に利用されるとのことでした。
20日(土)には、ブロッコリー苗とアレッタ (ブロッコリーとケールの交配種) を植ました。お米以外にもさまざまな野菜を栽培しており、これらの野菜もさいたま市の学校給食へと届けているそうです。ブロッコリーは3品目あり、生育期間に差をつけることで、出荷時期をずらす工夫をしているとのことでした。
そして、27日(土)は、5月末に自分たちで田植えをした稲の収穫作業を行いました。立派に実った稲穂を、鎌を使って収穫しました。今回は約90キロのお米を収穫しましたが、広い土地から90キロしか収穫できないことに驚きました。毎日当たり前にお米を食べられるのは、米農家さんの努力と苦労があることを身に染みて学ぶことができました。
今回収穫したお米は、11月に行われる農業祭で、地域の方へ還元する予定です。馬宮米部会の農家さんには、いつも優しく接していただき、大変感謝しております。今後も、継続して西区の農業に携わっていこうと思います。
③『上尾丸山公園での生態系保護活動』
9月21日(日)、上尾丸山公園で行われた、生態系保護活動に参加しました。この活動は、上尾市と”上尾水辺守”という丸山公園の沼・湿地の環境保全を目的に活動している市民ボランティアのチームが、一般の方に向けた体験会として企画したものです。
池に設置した罠を回りながら、外来種のアメリカザリガニを駆除し、在来種の種類と数を計測することが主な活動です。丸山公園では、2019年に池のかいぼりを実施して、外来魚のブラックバスやブルーギルの駆逐には成功しましたが、穴を掘って隠れることができるアメリカザリガニは、地道に駆除する以外に方法はないとのことでした。このような体験会を通じて、多くの方に生態系保護の活動について知ってもらい、上尾水辺守のメンバーが増えていくことを期待しているそうです。私たちも、継続的にこの活動に参加していこうと思います。
総合探究部はいつでも部員を募集しています。一緒に地域課題に取り組みたいという方は、以下のリンク先からご連絡ください。お待ちしています。
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