10月31日(金)、3年生難関大クラスの生徒が、東京都内の各省庁・地方裁判所・国会議事堂を訪問しました。公民の授業で学ぶ国会・内閣・裁判所や関係省庁を見学し、実際の仕事や機能について理解を深めることを目的に行いました。
はじめに、全員で国会議事堂内の見学を行いました。本年度は「参議院」を見学しました。本会議場や御休所・中央広間などを見て回り、国会の仕組みや国会議事堂の歴史について学ぶことができました。その後、東京地方裁判所と厚生労働省・環境省・国土交通省に分かれて訪問しました。
厚生労働省では事前に提出した質問に対し、様々な部署の方がパワーポイントや資料を提示し、詳しく回答してくださいました。年金や介護制度などについて、職員の方自身の話を織り交ぜながら大変丁寧に教えていただきました。その後は、記者会見場を見学しました。
環境省では「脱炭素化社会」について詳しくお話を伺いました。持続可能な社会に向けた取り組みや、今後の日本の環境について学ぶことができ、帰り道でも自分たちが学んだことについて情報共有する姿が見られました。
東京地方裁判所では、「道路交通法違反」と「出入国管理及び難民認定法違反」に関する裁判を傍聴させていただきました。社会科の事前学習で行った模擬裁判から学んだことを通して、現実の裁判官・検察官・弁護人・書記官など裁判に関わる方々の仕事を学ぶことができました。傍聴終了後は質疑応答の時間を設けていただきました。
今回の行事を通じて、公民の授業で学ぶ、国会・内閣・裁判所や関係省庁の実際の仕事や機能について理解を深めることができました。行政機関の中で働く人の姿を身近に感じ、進路への意識がより高まることを期待しています。
Copyright© Saitama Sakae Junior High School